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静岡にてゴルフ観戦

2024.11.09(土) 03:00

11月9日。静岡県御殿場市で石川遼選手をはじめとする一流のプロゴルファーに触発されて帰ってきた。太平洋マスターズを観戦したのである。若い頃は、還暦を過ぎてこんなにもゴルフにどっぷり嵌る人生が待っていようとは想像もつかなかったけれど、多くの方々がおっしゃるとおりゴルフは奥が深く、まだ見えていない世界を模索してばかりいる。

野球観戦は文字通り「観る」もので、ビールを飲んだりヤジを飛ばしたりしながら選手たちを観ていたが、ゴルフは観戦しながら自分のプレーの参考にするものだ。石川選手や金谷選手が打ち終わったあと、選手と一緒に移動しながらエア素振りしている「ゴルファー」たちがたくさんおられた。観戦後に練習場に行かれた方も多いのではないか。

止まっているボールを打って何が面白いんだと思うかもしれない。が、地面にあるボールを300メートル以上先にある直径108ミリの穴に入れるのである。クラブがボールにまともにヒットすればまだいいが、カス当たりすることも少なくはない。途中には砂場(バンカー)や小川や池がクチを開けている。

年齢がいくと体に柔軟性がなくなり、したがってボールも飛ばなくなってくる。しかし、ゴルフで大事なのは飛距離ではなく、正確さである。多少飛ばなくても狙ったところに落とすことができれば、スコアは確実に縮まる(ゴルフのスコアは小さければ小さいほど良い)。灘校の先輩教員が熟年の技を披露するのを何度ため息をつきながら観たことか。かくありたい。

沖縄のゴルフ場で出会った男性は92歳だと仰っていた。ゴルフを続けようとすると、足腰の強さだけでなく、それなりのカネも必要である。自分がその年齢になったときに果たしてゴルフができるのかどうかわからないが、少なくともあの92歳は自分の目指すべきモデルである。上手くいかないことも多々あるが、いつまでも笑顔で妻とゴルフができればいいのだけれど。

木村達哉

追記
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