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ケツ叩き

2024.11.11(月) 12:00

11月11日。リビングに物が多くてごちゃごちゃしていると気持ちが落ち着かないが、それと同じ程度に、やるべきことを整理しないと気持ち悪い人間である。ブルーの沖縄手帳にTO DOを書いたり日記を書いたりして、朝起きたときにその日やるべきことがわかるように前日までに書いておくことにしている。

そうでもしないと何もしない生来の野良なのである。やるべきことがたくさんあるのはわかっているのだけれど、誰かにケツを叩いてもらわないとどうにもやる気になれないのは子どもの頃から。学校の場合は登校が、職場の場合は出勤が、それぞれケツ叩きの要素だったが、フリーになった今は職員朝礼も一時間目の授業もない。

自分でケツを叩きまくらないとといけないが、上述のとおりの野良なのでなかなか苦労している。生徒諸君のように「どうもやる気が出なぁい」などと甘え腐ったことを言っていると経済的にも社会的にも死ぬ。自分のケツぐらいは自分で叩くのがオトナというものだ、といつまでも子どものような自分を諫めている。

ただ、ずっと勉強なんかできない。同様に、ずっと仕事ができるわけじゃない。そこは一日のうちでメリハリをつけることが大切だと思う。メリもハリもない状況でただデスクの前に鎮座していたって、見た目はいいかもしれないけれども、質の高い勉強や仕事にならないのは間違いない。

その点で、ゴルフの練習をしたりウクレレをつま弾いたりしながら、最低でもここまでは終わらせるぞというTO DO、言い換えれば自分との約束は守らねばならないなと思って手帳を活用しているのである。言うなれば、手帳には予定というよりもむしろ約束が書かれているのである。

集中力が30分か40分しか持たないのは野良だからしょうがないにしても、それでもそれが10回積み重なるとそれなりの仕事ができるというものだ。いついつにこういう本を出しますとFacebookやメルマガに宣言している以上、これからもケツを叩き続けることになろう。幸か不幸か、物書きには定年などないのだ。

木村達哉

追記
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