11月25日。水戸から東京へ移動し、セミナーを終えて昨夜帰宅した。自宅に着いたのはもう23時すぎだっただろうか。妻が新大阪駅まで迎えにきてくれたので、甲子園までゆっくりさせてもらった。移動は疲れるが、それ以上に疲れるのが意外と外食である。ラーメンやビールなど、美味しいんだけど普段食わない飲まないので胃が驚くのだろう。
今朝の体重計はさらに胃に悪かった。表示された数字を見て、せっかく痩せたのに…と肩を落とす私に、妻が「プチ断食する?」というなんともあっさりと、しかし恐ろしいひと言を投げかけるではないか。プチ断食? お、おぅ、なかなかいいかもしれへんな、そうやな、うん、やってみるのもな、今週末も仙台やしなと私。
水戸で食べたラーメン、納豆チャーハン、東京で食べたラーメンとライスが恨めしく脳裏によみがえる。尋常ではない速さでそれらを口に放り込むアルク植元くんと宮崎くんの勢いに、このままだと食べるのが遅くて給食時間が終わってもまだうつむいて食べ続けている可哀想な子みたいになってしまうと焦り、私も超早食いに転じた。
おかげで再びのブタである。
先ほども書いたとおり、週末は仙台でセミナーである。AIと英語教育、そして英語スピーキング指導についてお話をさせていただく(詳細こちら)。東京の懇親会で植元くんは「牛タンを牛3頭ぶんは食べたい!」と宣言して参加者の皆さんから拍手を浴びていた。ああ、牛タンか、美味いんよなぁ、あの辛味噌を付けて食うとなおさら。よしよし。
よしよしじゃない。
こうしてセミナーや講演を数多く経て、私はどんどんリバウンドしていくのである。毎年秋までは比較的維持している体重が、冬を超えるとあっさり元の木阿弥になっている。お腹周りについた脂肪はひとえに年末から年始にかけて行われる懇親会の賜物である。特に福岡、沖縄、山形、広島あたりがひどい。
今年から来年にかけては絶対にリバウンドするまいと決めている。二度とデブだのブタだのとは言わせない。さすればこのプチ断食もいたしかたあるまい。計画によれば、水曜日は2食がプロテイン、そして木曜日は3食ともプロテインである。こんなので執筆が進むのかと不安だが、デブになるよりはましと、また出てきつつある腹をくくっているところである。
木村達哉
追記
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