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沖縄手帳

2024.12.27(金) 06:00

12月27日。今年も残すところ、今日を含めて5日となった。昨日は神奈川のK先生のご家族と楽しいひと時を過ごしたのは書いたとおりだが、私にしては泡盛を調子に乗って飲み過ぎたこともあり、肝臓が今日はゆっくり休めと命令する日となった。肝臓がと書いたが「脳が」かもしれない。とにかくよく寝た。

K先生との待ち合わせまで時間があったのでジュンク堂書店に寄って2025年の手帳を買った。例年どおりの沖縄手帳である。いろんな手帳があるが、私にはこれが一番使いやすい。日記を書く欄の右側に罫線だけが引いたページがあり、それも日によって区切られているので自分で線を引いてTo Doを書く欄やお礼状を書く欄を作ることができる。

左側にはその日の終わりに日記を書き、右側には翌日のTo Doを書いていく。日ごとに区切られているので非常に使いやすい。過去のその日にどんなことがあったかが記されている。たとえば2010年の今日だと「女子プロゴルファー宮里藍に県民栄誉賞」とある。12月29日には「シャンソンの日」と、30日には「沖縄復帰関連法案国会で強行採決(1971年)」とある。

それぞれが使いやすい手帳を使えばいいのだけど、私はこの沖縄手帳が一番使いやすい。過去には別の手帳も試したことがあるが、今は迷うことなくこれである。

まだ来年の予定を新しい手帳に転記しない。大晦日にやるか、あるいは元日にやるかのどちらかだろう。最初に何を書こう。自分の誕生日に「61歳」と書くか。あるいは妻の誕生日に「忘れるな」と書こうか。手帳の一番後ろにある罫線だけのページに今年の目標を書くのもいいな。新しい手帳を買って最初に書き込むのは一大イベントである。

すでにけっこうな数の講演依頼が届いている。正月は神戸国際会館に吉本新喜劇を観に行く。スターダスト・レビューのイベントもある。ゴルフの予定は最優先だ。そんなことを考えながら、間違いのないようにペンを走らせていく大晦日か元日が楽しみでならない。

そして忘れてはならないのが今年の手帳に対する感謝である。どこに行くのにも連れていった2024年の手帳。紅白歌合戦を見ながら、そしておそらくは酒を飲みながら、日記をじっくりと読み返す。今年はこんなことがあったな、あんなこともあったなと一年を振り返るのが恒例である。

日記はFacebookなどのSNSでいいじゃないかとのたまう向きもあろう。しかし、SNSではじっくりと読み返す気にならない。何度も何度もスクロールしなければならず、それだけで疲れてしまう。紙の日記をペラペラとめくっていくのが一番だ。

生来の野良である私が、それでも比較的まともに仕事ができるのも沖縄手帳のおかげである。日記も予定表も計画表も三日坊主だった私である。この手帳との出会いがなかったら今の私は無いように思える。このブルーの表紙の沖縄手帳が書斎の「過去の手帳コーナー」に収まるまではしっかり使わせていただこう。

木村達哉

追記
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