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年賀状

2025.01.03(金) 12:00

1月3日。今年もあと362日となったなと阿呆なことを言いながら、年賀状の整理をしていた。今年は280枚の年賀状を郵便局で買ったのだけれど、年末ぎりぎりまで沖縄にいたこともあって、結局投函したのは元旦であった。しかも、印刷したら足りないことがわかり、自宅にあった普通葉書きを使うことになった。

正月三が日にいただいた年賀状が300枚ほど。うちお二人が「今年で年賀状をやめます」とお書きになっている。来年からお出しにならないのだろうけれど、お前も送るなよと言っておられるわけではない。が、私からの年賀状が届くと返事を書かないといけないのではないかと正月から悩むことになろうから、そういう方々には来年から出さないでおこう。

年賀状じまい、別の呼び方を終活年賀状と言うらしい。AIに聞くと「70〜80代の方が退職や還暦、米寿などの祝年をきっかけに年賀状仕舞い(終活年賀状)をするケースが目立ちます」とのことである。終活ってなんやえらい縁起が悪いやないかと独り言ち、私は来年からも続けようとAIの文章を読んで決めた。

私の場合、年賀状といっても「祝」とか「慶賀新年」など、喜びを表す漢字を含めないようにしているのは、年末が年始になったからといって嬉しいわけでもなかろうと思うへそ曲がりだからである。喪中の方に間違っておくっても、これなら単なるメッセージカードである。私の年賀状はその年の干支にちなんで絵を描くことにしている。今年のはこれ。

終活をされている方の名をパソコンの「友達」リストから外すのは寂しい気分である。そうかと思うと一昨年に終活年賀状をくださった方が「やっぱり再開します」と書かれた年賀状を送ってくださったのは気持ちがにぎやかになる。たかが年賀状ではあるが、されど正月の大きい楽しみでもある。

私の年賀状を受け取った方々が、今年の絵を楽しみにしてくだされば嬉しく思う。

木村達哉

追記
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