1月20日。腰が痛くて力が出ない…と嘆く日となった。と言いながら沖縄に戻ってきたのだけれど。年始に甲子園球場を走り、極寒の山形で4日間過ごし、その間にゴルフのラウンドを2回楽しみ、書いてはいないが広島で楽しい日を過ごし、合間を縫ってひねもす執筆し、なんてやっているうちに腸腰筋が悲鳴を上げた。
日記を読み返すと、昨年も同時期に腰をやっている。灘校73回生の元保護者で医師の、ゴルフが非常に上手いケシカランNさんからたくさんの湿布を送っていただいた。そんな親切な方をケシカランなどと今後は言うまい。ただの一度もゴルフで勝ったことがないのが少し悔しいだけだ。ゴルフが上手いだけでなく、人当たりが柔らかくて極めて人格者だ。ケシカラン!
で、昨年のその湿布がまだ余っていたので痛いところに貼って過ごすことにした。ゴルフの練習はしばらくパターだけにしよう。執筆は腰に悪い気がするので控えよう。いやだってしょうがないじゃないか。健康第一である。風呂は入っても控え目にというアドバイスをいただいたが、幸いにして沖縄の人の多くは風呂に入らない。それに倣ってしばらくシャワーで我慢しよう。
生きていると痛い痒いが増えてくる。私がお世話になっているタクシー運転手さんは首が痛くて2時間もすると痛くて起きてしまうのだそうだ。痛風で薬を飲んでいるのがいるかと思うと、癌が見つかって休職しているのもいる。私の近くだけでもこれだけいるのだから、世間は病人の山なのだろう。
若いうちは寝りゃ治ると高をくくって生きていたが、おっさんと呼ばれる年齢になってからはそうもいかなくなった。人生のテーマの中に「健康に気を付ける」が、それもかなり上位に食い込んできた。健康でなければ努力することができないし、そもそもなにをやるにも気力が湧かないのである。
昨年に比べれば飛行機で移動できるぐらいだから大したことはないのだろうけれど、特にここからの数日は気を付けて過ごそう。自分では若い気持ちを持っているが、体は徐々に死ぬ準備を始めているのかもしれない。まだまだお迎えは早すぎるでと空の両親に向かって語りかけながら宜野湾市の嘉数高台公園をゆっくり散歩した。皆さんもお気をつけあれ。
木村達哉
追記
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