長崎県立佐世保西高校を訪問した。3年連続3回目。いつもこの時期である。高3生が部活動を引退した翌日に生徒集会が開かれる。要はその集会で半年後に迫った受験に向けて檄を飛ばしてやれということである。ひと様に活を入れられるほどエネルギー量が高い人間ではないので、経験と話術でカバーすることにしている。
前日の佐世保北高校同様に、これから予想される日本の惨状について話し、その中でどう生き残っていくかがひとつの大きいテーマになるという話をした。生徒たちは具体例で大笑いしたり頷いたりしながらしっかり聞いてくれていたように思う。
これまた毎年恒例となっている先生方との懇親会も大いに盛り上がった。四十代の若い先生方からの質問に答えながら、真面目な先生方こそ報われればいいなと強く思っていた。これはどうすればいいですか、あれはどう考えればいいですかと、英語だけでなく学年運営の質問が飛び、一つひとつに私の経験に基づいてお答えした。
生徒たちが描いてくれたのであろうウェルカムボードは頂戴しておいた。また額に入れてオフィスに飾っておこう。佐世保北高校でも佐世保西高校でも「来年も来てほしい」と言っていただいたので、来年も呼んでねと申し上げて帰ってきた。今回はチキンライスもレモンステーキも長崎ちゃんぽんも食したので、いよいよ来年は佐世保バーガーに挑戦するかなと考えている。