兵庫県立神戸高校さんを訪問しました。こちらの先生方がよく僕のセミナーに参加されるのです。神戸高校と言えば県でも1、2をあらそう進学校です。意識の高い生徒たちが多いんじゃないかなぁと、楽しみにしながら正門をくぐりました。
今年も東京大学に多くの生徒たちが合格したそうですが、そういう進学校だからこそ、単に難関大学に合格した程度で自慢するのではなく、人々の役に立つ人材に育ってくれるよう、人々の笑顔につながるような仕事ができる人間になってくれるよう、講演ではお願いしました。
生徒たちだけでなく、非常に多くの先生方が講堂で僕の話を聞いてくださっていました。担当の先生方だけでなく、こうして担当学年外の先生方も聞かれる学校というのは、おしなべて良い学校です。非常にいい気持ちでお話をすることができました。
どうしてもこういう進学校というとつまらないプライドを持っている生徒や教員がいるものです。講師を値踏みするような姿勢で聞く人もいます。僕に対して「お前、なんぼのもんじゃい」という態度で話を聞かれたことは一度や二度ではありません。
が、神戸高校は非常に良い進学校でした。担当の井上先生には本当にお世話になりました。感謝申し上げます。生徒たちが社会の各分野でリーディングポジションに就かれ、その才能をいかんなく発揮されることを心から願っております。
木村達哉拝