沖縄県南城市教育委員会さんからのご依頼で、市立中学校の先生方を対象に英語指導法の勉強会を開催しました。これが2度目となります。場所は市立佐敷中学校でした。
英語の指導法といっても、特別なことはありません。単語と文法が駄目だと外国語はどれを勉強するにしても駄目ですからね。たとえばフランス語の勉強を始めようとする際に「間違ってもいいから喋ってごらん」と言われても喋れませんよね。
身のまわりのものであるとか、基本的な文法や語法であるとかをある程度は頭に刷り込まないとどうしようもありません。中学校の英語の単位に「単語と文法」というのがないので、英語の苦手な生徒たちが激増するのも避けられないところです。通訳養成学校などでさえもその2つは徹底して指導しているというのに。文科省が悪いんですけどね。
今回の勉強会では、中学では文法という単位がないのだけれども、今の中学1年生の教科書は小学校である程度文法を勉強してきたことを前提として作られているので、なんらかの単位で文法をやらないと苦手になるという話や、リスニングの基本的なトレーニング方法についてもお話をしました。
たくさんの先生方がお集まりくださいました。南城市教育委員会の方々は非常に熱心で情熱的ですから、また呼んでいただけるんじゃないかなぁと思っています。楽しみにしています。
木村達哉拝