大阪にSUR(シュール)という予備校があるんです。こちらを見ていただくとわかりますが、数学オリンピックとか広中杯とか医系専門コースとか、いろんな取り組みをされている予備校です。
そのSURの責任者からご連絡がありまして、生徒向けに(保護者も参加されていましたけどね)対面の講演をやってもらえないかということでした。場所はあべのハルカス。
コンテンツは「英単語の覚え方」が第1部と、「リスニングの勉強法」が第2部ということでした。高1から高3まで、350名ほどがお申し込みになっていたそうです。えらい多いですね。
また、参加者全員に『新ユメタン①』をSURからプレゼントということでしたので、著者としては嬉しくて、ええじゃないか踊りをしながらあべのハルカスに向かいました。
コロナでオンラインが当たり前のようになっているなか、対面での講演(というか授業)ということでしたので、やはり気合いが入りましたね。生徒たちは、日曜日なのに集まってくる子たちですので、みんな真面目でね。一緒にオーバーラッピングをしたりシャドーイングをしたりしました。
とても楽しかったです。
生徒たちには、今日のこのセミナーを受けたからといって単語力が身につくわけでもリスニング力がアップするわけでもないので、できれば受験まで毎日5分でも10分でもいいから、説明した方法で声を出せば、普通は日本の大学で出題される程度の英語であれば対処できる旨を最後に話しました。
多くの生徒たちが頷いていました。彼らが自分の進みたい大学に進み、取り組みたい研究に取り組み、世界中の困っている人々のために尽くす人材に育ってくれることを願って止みません。今日のセミナーが彼らのちからになるのであれば、幸甚の至りです。
木村達哉拝