秋田県立本荘高校の生徒たちに講演をしました。英語の勉強法も説明したのですが、どちらかと言えば「人生と学びとお金」について話す時間のほうが長かったんじゃないかなぁ。英語は勉強したい人がすればいいと思っていますので。
ただまぁ、多くの生徒たちが大学に行くという学校ですので、英語の勉強(特に語彙力と文法力とリスニング力を伸ばす方法)についての説明では、多くの生徒たちが真剣な表情で聞いていました。自分に必要な勉強だと思えばやればいいのではないでしょうか。
読むにしても聞くにしても、語彙力がない生徒はもうどうしようもありません。単語集だけで覚えるのではなく、なにかを読んでいるときや聞いているとき、あるいは模試を受けているとき、英語を話そうとしているときなどにわからなかった単語や表現をどんどん書いていくことです。
覚えるのは後でもいいのですが、まずはキープすることが大事です。そして書いたもの(僕の場合はアプリと手帳の両方使っている)をヒマな時間に何度も見返すことですね。そうしている間にどんどん語彙力が身についていきます。単語集や熟語集に載っている表現はどれもこれも超基本的なものですので、音声を使ってシャドーイングをしながら覚えます。
夜は秋田県の先生方が集まってくださいました。こういうご時世なので名前は出しませんけれども、秋田駅前の居酒屋で大いに盛り上がりました。ある高校の校長先生が秋田市新屋ガラス工房でわざわざ買ってきてくださったガラス細工の置物をプレゼントしてくださいました。
人と人とのご縁は大切ですね。昨年は県立湯沢高校さんにお邪魔したのですが、同校からは「今年度も来てほしい」とご連絡をいただきまして、2月に行くことが決まりました。僕の本を使って勉強している生徒たちに、英語の成績をばりばりに伸ばす方法を伝授する心算です。
本荘高校の先生方、生徒たちにはお世話になりました。またご縁があってお会いできれば嬉しく思います。また、生徒たちが僕の話を聞いてやる気を劇的に上げてくれたのであれば、今回の講演は成功だったと言えるのではないでしょうか。自分の人生です。どういう勉強をしてどういう人たちの役に立とうとするのかを深く考え、日々の勉強に活かしてほしいと願っています。
木村達哉拝