県立萩高校を訪問するのはこれが7年連続7回目。今回ご担当くださった先生に、「先生より前から萩にいるんですよ」と言うと笑っておられました。『新ユメタン』を全学年生徒が使っているというご縁もあって毎年呼んでいただけます。

高1生と高2生には基本的な英語の伸ばし方について話をしました。そもそも中学で勉強を始めた英語が苦手というのは、要するに中学英語ができていないからです。授業では高校用の教科書を使用しているのだろうけれども、自宅学習では自分が苦手な中学英語を埋める努力をしなければ、いつまで経っても浮上できません。塾に行っても無駄。自分で苦手を潰す意識を持たねばいけないという話をしました。

高3生は数か月後に共通テストを受けます。『夢をかなえるリーディング』と『大学入試英語リスニング合格の法則』を使って、どうすれば共通テストの英語で高得点が取れるのかという話をしました。教材は私の著作を（そりゃ使ってくれれば嬉しいのですが）使わなくても、どの教材であっても考え方や勉強法は同じです。肝となるのは語彙＆文法と読む／聞く量なので、そこだけは寝ても覚めても意識し続けるように伝えました。毎年、萩高校の皆さんには良くしていただけて感謝しています。本当にありがとうございます。