出版社 | 文春文庫 |
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発売日 | 2014年5月9日 |
著者 | 星野源 |
星野源という人をご存じですか。ご存じない方にお教えしましょう。現代のテレビでは、なくてはならないぐらい人気のある芸能人です。私はNHKの「LIFE~人生に捧げるコント~」で拝見したのが最初でした。多くの方々はドラマや歌番組で見たりしておられるんでしょうね。「LIFE」では軽妙な役柄が多く、顔つきも私などとは違って爽やか系のしょうゆ顔。トークでの語り口も非常に軽くて面白い。これまた私などとは違って女性に人気があるのだろうなと推察しています。否、推察していました。
本書を書店さんでたまたま手に取りました。へぇ、本まで書いてるんだ。さだまさしさんみたいだなぁ、なんでもやってしまうんだなぁ、典型的日本人から本業なに?と聞かれて、仕事に本業も副業もねぇよ!とか思ってるくせに笑顔でシンガーソングライターですとか答えているタイプのいい人なんだろうなぁと、思いながら立ち読みしていました。どんどん引き込まれていきました。これは読了してしまう!と思ったので、レジへと持っていきました。
このコラムの第一段落で星野源さんの印象を書きました。しかし、この本を読んで見事に裏切られました。星野さん、変態じゃないですか!素敵なエッセイです。